乾燥対策には必須!加湿器の適切な使用方法とは!

2023年5月13日

2023年5月13日

                       

乾燥した空気は肌や粘膜を刺激し、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクを高めます。
また、乾燥が原因で静電気が起きることもあります。

そんな乾燥対策には加湿器が欠かせません。

しかし、加湿器の適切な使用方法を知らないと、かえって体に悪影響を与えることも・・・
本記事では、加湿器の適切な使い方についてご紹介します。

加湿器とは?

加湿器は、室内の湿度を上げるための電化製品です。
冬場の暖房によって室内の空気が乾燥してしまい、肌や鼻の粘膜が乾燥することで健康に悪影響を及ぼすことがあります。

そこで、加湿器を使うことで適切な湿度を保つことができます。

加湿器には、蒸気式と超音波式の2種類があります。
蒸気式は、水を沸騰させて蒸気を発生させることで加湿するタイプで、超音波式は超音波を使って水を霧状にして加湿するタイプです。

どちらも、室内の湿度を上げる効果はありますが、使い方によっては注意が必要です。

加湿器の適切な使用方法は?

加湿器の適切な使用方法は以下のようになります。

1.適切な湿度を保つ

加湿器の目的は空気中の湿度を上げることですが、過度な湿度はカビやダニの繁殖を促し、体に悪影響を与えることがあります。適切な湿度は40〜60%程度とされています。
加湿器には湿度調整機能がついているものがありますので、適宜調整してください。

 

2.清潔に保つ

加湿器は水を使いますので、清潔に保つことが大切です。定期的に水を入れ替えたり、加湿器専用の洗浄液を使って内部を洗浄することをおすすめします。
また、水が残ってしまう場合は乾燥を防ぐためにも、使用後はしっかりと水を捨ててから保管しましょう。

そして加湿器のフィルターを定期的に清掃してください。
加湿器のフィルターが汚れていると、加湿器の機能が低下し、加湿効果が低下してしまいます。
定期的に清掃することで、加湿器の機能を維持し、室内の空気を快適な状態に保つことができます。

 

3.適切な場所に置く

加湿器は水を使いますので、床や家具に置くと水滴が付着してしまうことがあります。
室内の温度と湿度を管理するため、加湿器を外部から遠ざけた場所に設置することが重要です。
また、空気の流れの悪い場所に置くと湿度が偏ってしまうこともあるため、適切な高さに置いて、風通しの良い場所に置くことが重要です。

 

4.使用時間に気を付ける

加湿器は24時間使用する必要はありません。部屋の湿度が目的の湿度に達したら、加湿器を止めることがおすすめです。
また、就寝時に使用する場合は、湿度が高くなりすぎないように、適切な時間帯に加湿器を止めるようにしましょう。

 

以上が、加湿器の適切な使用方法です。室内の空気を快適な状態に保つために、加湿器を正しく使うことが重要です。

加湿器の使用する上での注意点は?

適切な使用方法と類似しているところもありますが、以下の点が加湿器を使用する上での注意点となります!

1.適切な水質を使用する

加湿器に使用する水は、可能な限り軟水や浄水器で処理された水を使用することが望ましいです。
硬水や塩素水など、汚染物質が含まれている水を使用すると、加湿器から放出される水蒸気に汚染物質が含まれてしまうことがあります。

 

2.適切な湿度を維持する

加湿器は空気中の湿度を上げるために使用されますが、適切な湿度を維持することが重要です。
高すぎる湿度はカビやダニの発生を促進することがあるため、加湿器の設定範囲内で湿度を調整することが望ましいです

 

3.定期的に掃除する

加湿器は使用後に水滴や水垢が残りやすく、汚れが蓄積されることがあります。
定期的に加湿器を分解して掃除することで、加湿器内部の汚れを取り除くことができます。

 

4.適切な設置場所を選ぶ

加湿器は、設置場所によって湿度や温度が異なります。
加湿器を設置する際には、風通しのよい場所や、乾燥しやすい場所に設置することが望ましいです。

 

5.無水運転を避ける

加湿器は、水がない状態で動作することを無水運転と呼びます。
無水運転は加湿器の故障原因になることがあるため、必ず水が入った状態で使用するようにしましょう。

 

6.火気や漏電に注意する

火気の原因となる漏電などの故障が発生しないよう、加湿器を定期的に検査するようにしてください。 

 

適切な使用方法と注意点を把握して、健康的に過ごしましょう。